ペンタブレットやタブレットパソコンなど、これまでは「描く、入力する」目的のデバイスが製品として確立される一方、大切な成果物である作品をリアルタイムに操作して、大画面で見せ合ったり触れ合ったりしながら仕事や趣味で共有できるメディアはなかった。 |
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導入動機は、3DデザインとかWeb動画配信とかハードウエアやネットワークに限定されていた制作環境をパソコンに慣れていない外部クライアントや友人に、手軽に開放できる手段として、新鮮だったから。 内面を追及するといえばカッコいいですが、ひたすらパソコンと向き合って、デジタル向けのデータを単なる情報として受け渡し、開かれたはずのネットワークに埋没する仕事なんかが続くと愕然としますね。あぁ、今作ってるデータをわが手で削りだしたい!色塗りたい!それを見せたら皆驚くだろう!という衝動に衝かれる。で、実際に樹脂を削ったり、木を彫ったり自宅で始めると不評なのです。そりゃじゃまだし、煩いし、当然ですよね。でも、プリント出力するとか、ビデオに落とすだけなら、まだ閉塞感が残るんです。素直にデジタルであれば、デジタルで作ったままの成果物をリアルタイムに操作して、仕事や展示で見せ合ったり触れ合ったり、そんなメディアとして使えるハードウエアがあればいいなと考えていました。そんなときにまだ試作機だった「Xiroku・Touch」に出会ったんです。 |
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インタラクティブなインターフェースに感じる可能性 |
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実はペンタブレットは長年使っています(笑)。それでスケッチもするし、アイデアのメモも書く。そうして、せっかくパソコンで描いた絵を、発表する段階になると印刷して製本したり、ビデオ編集で動画にしたり、あるいは仲間と共有するならネットで配信準備するとか、間接的なメディアの制約が結構あるのですね。それをあまり手間をかけずに実現できる、表現メディアとしての使い方がタッチパネルにはあったのです。特にシロク製品は大きな表示機器に対応していることもあり、プレゼンテーションや展示会で使ってみると、想像以上に周りの人たちと共有感が生まれました。 |
デジタルアートを標榜していると、どんな人たちが作品や製品を見てくれているか分かりにくいし、作品へのフィードバックが難しいじゃないですか。WebやCGを作ってる人たちなら、少なからずそう感じることもあるはずで、今までメディアの内側に埋没しがちだったクリエーターや、日曜アーティスト、一般の人たちも巻き込んで、作品に対するそれぞれのふれあいの場が出来ると面白いと思うんです。たとえば、将来こんなタッチパネル製品が「コンピュータ」とか「情報端末」とかの難しい使い方じゃなくて、それぞれの街の絵描きさんたちの表現メディアになっていて、誰もが映像とかWebとか意識せず触れるようになっていけば素敵ですよね。 パソコン版のXiroku・Touchは手ごろな価格になるはずですから、自宅で開く「おれ美術館」とか「おとうちゃん劇場」とか。しかもFlashなどの身近なツールでボタン付ければ、触れちゃうんですよ!デジカメで撮影した家族を。そうなれば、モノ作りに携わっていなくても夢が広がりますねぇ。まぁ、こういうアイデアは自分のHPでおいおい作り方を公開していきますので、お楽しみに。それまでは、関係者の皆様にがんばって頂いて、こんな夢のあるハードウエアをぜひ普及させてもらいたいですね。Linuxとか対応するんです?そりゃ、テスター、いつでもやりますよ。 |
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